当たり前は、変えられる
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タイにいて感心することのひとつは、
人々が子どもや妊婦さん、ご高齢の方などにとても優しいということ。
電車に乗っていると、小学1年生のうちの娘にも、
すぐに席をゆずってくださる方がたくさんいます。

混雑した車内にベビーカーで乗ろうとすれば、
すすんでスペースを開けてくれて、
乗っている間も、かわいいなぁ、という温かいまなざしで赤ちゃんを見つめる人々。
気分が悪くなった方がいれば、
停車駅で一緒におりて介抱してあげる人、
杖をついた方がいれば、周りの人みんなで、
支えながら手を取ってその方を席へ。
そういう姿を目にするたび、あぁ、いいな、と思います。
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先日の会社からの帰り道、夫は電車に乗っていて、
親子連れに、席をゆずったそうです。
いつも娘がしてもらっているから、と。
仕事で疲れていても、自然とそういう気持ちになれるのは、
自分がしてもらって、うれしかったからというのと、
そういうことに触れるうち、だんだんそれが当たり前と思うようになったから、じゃないかなと思う。

日本のニュースを見ながら、
「電車内のベビーカーは迷惑」
「子どもの声は騒音」
などという声に、
生きにくさを感じて、くやしいような、悲しいような、とても残念な気持ちになる。
けれど、法律やシステムを変えることは難しくても、まずは、
自分が、
少しだけ、やさしさを周りに配れたなら、
そこから、じんわりじんわり、やさしさが連なって、広がって、
世の中の、身の回りの当たり前を、変えていくこともできるんじゃないだろうか、って、
そんなことを思うのです。

そして、誰かにとっての生きやすい世の中は、
自分にとっても、必ず生きやすい、やさしい社会になるはずだと思うし、
それは決して、人を甘やかすことではなく、
がんばる気持ちや、勇気のもとをくれるものだと、そんな風に信じています。

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by notes-cohalu | 2015-03-05 23:53 | 日々のこと
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