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Yesの理由


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先日浄水器の修理をお願いしたのですが、
久しぶりに、2日間待ちぼうけをくらいました。
(来る、と約束したのに来てもらえなかった)

カリカリしながら何度も不動産屋さんに電話をし、
かかる費用は自分で払いますよ、と伝えたらアッサリ来てもらえて、
すぐに直って一件落着。



ちょうどその日は、
英会話の家庭教師の先生(インド人)がいらっしゃる日で、
あったことをそのまま彼女に話してみました。


彼女によると、インド人の多くには、
期待されることに対しては「Yes」と言おう、
期待には応えたい、という考えがあって、
「No」「できません」と言うのはとても難しいことなのだということ。

それで誰かを待たせたり、突然キャンセルになったりするのは、
もちろん良くないことなのだけど、
それよりも面と向かって「No」と言う方が難しいのです、
ということを説明してくれました。



あぁ、なるほどなぁと、妙に納得。

今回の修理も、無償でできることはもう無くて、
対応してくれた管理会社の窓口の方にはどうにも対処できない、
そんな状況での、待ちぼうけだったのだろうかと想像する。

意地悪や、怠惰ゆえ、というわけではなく。
(もちろん、怠けていて進まない事もあるのだろうとも思います…)


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*これは窓が開かなくなった時の様子。こういう時にはすぐに来てくれる。




急なキャンセルや、約束の時間が守られないのはとても困るし、
できないことは知らせて欲しい、と次回からは伝えたいけど、
インドの人たちの中には、
そのような考え方をする人もいるんだな、と心に留めておくことは、
自分にとっては、イライラが鎮まって、
聞いてよかったなと、気持ちが楽になった出来ごとでした。


インド人は、
「ありがとう」と言わない。
「ごめんなさい」も言わない。
すぐに嘘をつく。
そんな情報をたくさん見聞きしてきたけれど。

実際に住んでみて、
自分が接してみたインドの人たちは、
「Thank you」も「I’m sorry」も言うし、
時間に正確な方ももちろんいて、
我が家のドライバーさんは私が3分遅れると、電話をかけてきます…。


住む場所や文化が違えど、同じ人間だから。
相手を思いやるという気持ちは、その形は時に違っても
変わらないんだよな、きっと、と思います。

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*先生との英会話の授業で、インドならでは⁉︎と感じたフレーズから。

・“a”と”the”の使い分けの例文で

I bought an apple. The apple was spoiled.
リンゴを買いました。
そのリンゴは腐りかけていました。
(買ってきたばかりなのに〜)


・電化製品のトラブルについての例文で

It shocks me whenever I try to turn it on.
スイッチを入れようとする度に衝撃が走ります。
(オォ〜、イッツベリーデンジャラスー!すぐに修理してもらいましょう…)



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by notes-cohalu | 2018-10-31 15:39 | 日々のこと
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